JAJSCA4A July 2016 – July 2016 LMH2832
PRODUCTION DATA.
LMH2832は直線性が高い2チャネルのデジタル可変ゲイン・アンプ(DVGA)で、高速信号チェーンおよびデータ収集システム用です。LMH2832は高い帯域幅、低い歪み、低いノイズを実現するよう最適化されているため、2チャネル、14ビットのA/Dコンバータ(ADC)ドライバに理想的です。このデバイスは、1つの固定ゲイン・ブロックと、1つの可変アッテネータで構成され、合計ゲインは30dB、最大減衰は39dBです。ゲインの範囲は30dB~-9dBで、1dBステップで設定でき、ゲイン精度は±0.2dBです。入力インピーダンスは1:3Ωまたは1:2Ω比率のバランを使用して、それぞれ50Ωまたは75Ωに簡単にマッチングできます。LMH2832は汎用ADCを駆動するよう設計されており、ケーブル上データ・サービス・インターフェイス仕様(DOCSIS) 3.0の32直交振幅変調(QAM)キャリア、およびDOCSIS 3.1の広帯域直交周波数分割多重化(OFDM)システムの両方の要件も満たしています。LMH2832は非常に優れたNF (6.5dB)と直線性を持ち、DOCSISの仕様内で動作するよう設計されています。パワーダウン状態での静止電流はチャネルごとに5mA未満で、動作時の標準消費電流はチャネルごとに105mAです。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
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LMH2832 | VQFN (40) | 6.00mm×6.00mm |