1 特長

• 入力電圧範囲: 3V～36V
• 出力電圧ノイズ:
  4µV_RMS (10Hz、100kHz)
• 電源リップル除去
  • 82dB (100Hz)
  • 55dB以上 (10Hz、10MHz)
• 2つの出力電圧モード:
  • ANY-OUT™バージョン(ユーザーがPCBレイアウトにより出力をプログラム可能)
    • 外部帰還抵抗やフィードフォワード・コンデンサが不要
    • 出力電圧範囲: 1.4V～20.5V
  • 可変バージョン
    • 出力電圧範囲: 1.4V～34V
• 出力電流: 1A
• ドロップアウト電圧: 1Aで307mV
• CMOSロジック・レベル互換のイネーブル・ピン
• 固定の電流制限とサーマル・シャットダウンを内蔵
  
• 高性能のサーマル・パッケージで供給: 5mm×5mm QFN
• 動作温度範囲: -55℃～125℃
  
• 防衛、航空宇宙、および医療アプリケーションをサポート
  • 管理されたベースライン
  • 単一のアセンブリ/テスト施設
  • 単一の製造施設
  • 拡張温度範囲(-55℃～125℃)で使用可能
  • 長期にわたる製品ライフ・サイクル
  • 製品変更通知の延長
  • 製品のトレーサビリティ

概略回路図

2 アプリケーション

• 電圧制御の発振器(VCO)
• 周波数シンセサイザ
• 試験/測定機器
• 計測、医療、オーディオ機器
• RX、TX、PA回路
• オペアンプ、DAC、ADC、および他の高精度アナログ回路の電源レール
  
• DC-DCコンバータのポスト・レギュレーションおよびリップル・フィルタ処理
  
• 基地局および通信インフラストラクチャ
• 12Vおよび24V産業用バス

3 概要

TPS7A4701-EPデバイスは、正電圧(36V)、超低ノイズ(4µV_RMS)の低ドロップアウト・リニア・レギュレータ(LDO)で、1Aの負荷に電力を供給できます。

TPS7A4701-EPの出力電圧は、ユーザーがプログラム可能なPCBレイアウト(最高20.5V)、または外付けの帰還抵抗(最高34V)により設定できます。

TPS7A4701-EPは、システム性能を最大限に高めるためにクリーンな電源レールが決定的に重要な、高精度、高分解能の計測機器アプリケーションを主な対象として、バイポーラ・テクノロジで設計されています。この特長から、このデバイスはオペアンプ、アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)、デジタル/アナログ・コンバータ(DAC)に加えて、医療、無線周波数(RF)、試験および測定などの重要なアプリケーション用の高性能アナログ回路の電源として理想的です。

さらに、TPS7A4701-EPはDC-DCコンバータのポスト・レギュレーションにも理想的です。DC-DCスイッチング変換に本質的に付随する出力電圧リップルをフィルタ処理で取り除き、感受性の高い計測機器、テストおよび測定、オーディオ、RFアプリケーションにおいて、最大のシステム性能が保証されます。

1. 利用可能なすべてのパッケージについては、このデータシートの末尾にある注文情報を参照してください。

4 改訂履歴