クロック ネットワーク シンクロナイザ

TI のクロック処理製品ラインアップは、クロック ディストリビューション ソリューションから、高性能ネットワーク シンクロナイザや RF (無線周波数) シンセサイザに至るまで、広い範囲に対応しています。

• データ コンバータ、FPGA (フィールド プログラマブル ゲート アレイ)、SoC (システム オン チップ) に位相同期済みクロックと SYSREF 信号を供給する方法で、JESD204B と JESD204C の各アプリケーションをサポートしています。
• IEEE 1588v2 高精度時間プロトコル (PTP) ソフトウェアは、包括的なタイミング サポートを達成し、1pps (Pulse Per Second) 信号の偏差は ±2ns です。これは、ITU-T プロファイルの Class D 性能を満たします。また、部分的なタイミング サポートは、PDV (パケット遅延変動) が 230μs を上回る場合、±1μs 未満です
• PTP (高精度時間プロトコル) のテレコム プロファイル G8275.1 と G.8275.2 に準拠。

BAW テクノロジーの超低ジッタ特性は、イーサネットをベースとする 800Gbps や 1.6TBps の高速ネットワークと、5G と 6G の各ワイヤレス インフラ アプリケーションが課す厳格なクロック要件を満たすことができます。

• 電圧制御 BAW 発振器 (VBCO)：TI のネットワーク シンクロナイザのうち、VCO として BAW テクノロジーを採用した製品は、LC チューニングした従来の VCO に比べて少なくとも 20dB の優位を確保しており、その結果、クロックのジッタ特性は 50fs (フェムト秒) 未満に低減できています。
• BAW 基準クロック：TI の BAW ベース発振器とクロック ジェネレータは、EtherCAT、SerDes、PCIe、ASIC/FPGA のクロック処理に関する厳格なビット エラー レート要件を満たすクリーンなクロック供給源を実現します。