リニア・ホール・エフェクト・センサ
物体の線形変位や角度位置の追跡のような位置測定に適したリニア ホール効果センサを採用すると、開発中システムを強化できます
TI のリニア ホール効果センサには、複数の出力形式と複数のパッケージ オプション、高性能、低消費電力など多くの特長があります。磁気素子の線形方向の動きを検出する場合や、ロータリー アプリケーションの角度位置を検出する場合などに、これらのセンサは高精度かつ信頼性の高い測定を実施し、開発中システムの要件を満たすのに役立ちます。
カテゴリ別の参照
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電源電圧
開発中アプリケーションのニーズに対応する、低電圧、高電圧、連続電流、低消費電力の各オプションを検索できます。
関連カテゴリ
TI のリニア ホール効果センサの利点
開発中の設計に最適な製品を検索
物体の線形動作を追跡するシンプルなソリューションから、液面検出の目的で複数のリニア センサを使用する手法まで、TI のリニア ホール効果センサはさまざまな用途に対応します。
品質と性能
TI のリニア ホール効果センサには、複数の出力形式と複数のパッケージ オプション、高性能、低消費電力など、開発中システムの要件に対応できる多数の特長があります。
カスタマー サポート
TI は、評価基板 (EVM)、ソフトウェア、アプリケーション ノート、リファレンス デザイン、シミュレーション ツール (TIMSS) などのリソースに加え、オンライン サポート (TI E2E) も公開しており、開発中の製品での TI のセンサ採用を支援しています。
TI のリニア ホール効果センサの利点
開発中システムのニーズに合わせて、複数の出力形式から選択できます。
- ユニポーラ出力形式を使用すると、磁界の強度 (つまり大きさ) の分解能が向上します。
- バイポーラ出力形式を使用すると、極性が不明な場合に磁界の強度 (つまり大きさ) を判定できます。
- PWM (パルス幅変調) 形式を使用すると、A/D コンバータが不要になります。そのため、外部ノイズに対する耐性を強化し、コストを削減することができます。
アプリケーション・ノート
Understanding and Applying Hall Effect Sensor Data Sheets (Rev. A)
データシートのパラメータを解釈する方法と、開発中システムの設計に適用する方法をご確認ください
アプリケーション・ノート
Linear Hall-Effect Sensor Angle Measurement Theory, Implementation... (Rev. B)
2 個の 1 次元リニア ホール効果センサを使用し、角度制限付き測定と 360 度回転測定の両方を含め、2D の角度を測定する方法をご確認ください
アプリケーション概要
Overview Using Linear Hall Effect Sensors to Measure (Rev. A)
角度測定の目的で複数のリニア ホール効果センサを使用する方法をご確認ください
TI のリニア ホール効果センサには以下のような特長があり、優れた感度誤差 (高精度) と低ノイズを実現できます。
- 全温度範囲にわたって優れた感度誤差 (高精度) を達成し、信頼性の高い測定を実現します。
- シグナル チェーンの性能と出力が最適化済みであり、ノイズ レベルの低減に役立ちます。
- 感度の直線性誤差は、±0.5% という小さい値です。
TI の低消費電力リニア ホール効果センサの特長:
- システムのバッテリ動作時間を延長し、メンテナンス コストを削減できます。
- シリーズ内に、省電力に適した 1 つのデバイス (TMAG5253) があります。イネーブル ピンを使用して、超低消費電力 (ナノアンペア単位) のシャットダウン モードに移行することや、特定の頻度で外部からのパワー サイクル (比較的長い電源オフと、短時間の電源オン) 機能を実現できます。
- システム全体の効率が向上します。
アプリケーション・ノート
Low Power Design Using Hall-Effect Sensors (Rev. A)
低消費電力デバイスを必要とする設計でホール効果センサを使用する方法をご確認ください
アプリケーション概要
Position Sensing in Gaming, AR, and VR Controllers
ゲーム、AR (拡張現実)、VR (仮想現実) の各コントローラで、(リニア ホール効果センサを含め) 低消費電力のホール効果センサを使用して位置センシングを行う方法をご確認ください
アプリケーション・ノート
Gaming Trigger With Hall-Effect Sensors
ゲーム トリガ アプリケーションで、(リニア ホール効果センサを含め) 低消費電力のホール効果センサを使用する方法をご確認ください
TI のリニア センサには、センサのフットプリント節減と基板面積の最大限活用に役立つ、以下のオプションがあります。
- 1.54mm² のフットプリントを実現する X2SON (超小型アウトライン、リード端子なし) は、スペース制約が厳しいアプリケーションに最適です。
- SOTー23 (小型アウトライン トランジスタ) と TO-92 (トランジスタ アウトライン) の各業界標準パッケージが入手可能です。小型と低コストが要件である設計の場合は SOT-23 を、あるいは、プリント基板のレイアウト、面内センシング、スルーホールを採用する製造に関するフレキシビリティを重視する場合は TO-92 をご検討ください。
技術リソース
ビデオ・シリーズ
TI プレシジョン ラボ - 磁気センサ
リニア ホール効果センサも含め、磁気センサに関する TI の包括的なプレシジョン ラボ カリキュラムをご確認ください。
アプリケーション・ノート
Linear Hall-Effect Sensor Angle Measurement Theory, Implementation... (Rev. B)
角度測定の目的で複数の 1 軸リニア ホール効果センサを使用する方法をご確認ください。
アプリケーション・ノート
Linear Hall-Effect Sensor Array Design (Rev. B)
多様な 1 軸リニア ホール効果センサを使用し、比較的長い距離を隔てて絶対位置を測定する方法をご覧ください。