TIDA-00172
位置エンコーダーに対するインターフェイス、EnDat 2.2 リファレンス・デザイン付き
TIDA-00172
概要
このリファレンス・デザインは、位置エンコーダとロータリー・エンコーダ向けの HEIDENHAIN EnDat 2.2 規格に基づいて、ハードウェア・インターフェイスを実装しています。ビルディング・ブロックとして、革新的なスマート eFuse テクノロジーを採用したエンコーダ向け電源や、ライン終端機能と EMC 保護機能を搭載した高信頼性の半二重 RS-485 トランシーバを使用しています。補助電源と、I/O 電圧レベルが調整可能なロジック・レベル・インターフェイスを実装しているので、EnDat 2.2 マスター・プロトコル・スタックを実行する後段のマイコンや MPU への接続が容易です。このデザインは、IEC61800-3 に従って、ESD、高速過渡バースト、サージに関する EMC 耐性要件を満たすことを包括的にテスト済みです。
特長
- IEC61800-3 に従って、ESD、高速過渡バースト、サージに関する EMC 耐性要件を満たすデザイン
- 15kV の ESD 耐性を実現した高信頼性の高速 RS-485 トランシーバ
- 広い入力範囲 (15 ~ 30VDC)、高効率 (85% 超) の DC/DC 電源は、出力が構成可能で、3.6V ~ 14V の電圧 (デフォルトは 8V) で 200mA を供給し、低リップル (20mVpp 未満) を達成
- 革新的な eFuse テクノロジーによる保護機能を搭載した電源は、過電流、過電力、低電圧と過電圧、障害発生時の接続解除からの保護を実現
- 障害発生時に、またはエンコーダが接続されていないときに電力を節減する目的で、エンコーダ向け電源をシャットダウンするオプション
- 3.3V、2.5V、または 1.8V の I/O インターフェイスをサポートするレベル・シフタは、EnDat 2.2 マスターに適した Sitara AM4x との接続を確立
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDR764.PDF (209 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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* | 設計ガイド | Interface to EnDat 2.2 Position Encoder Design Guide | 2014年 5月 28日 | |||
技術記事 | Designing an EMC-compliant interface to motor position encoders – Part 6 | PDF | HTML | 2015年 11月 20日 | |||
技術記事 | Designing an EMC-compliant interface to motor position encoders – Part 3 | PDF | HTML | 2015年 9月 14日 |