TIDA-00175
5V BiSS 位置エンコーダのインターフェイス
TIDA-00175
概要
このリファレンス・デザインは、位置エンコーダとロータリー・エンコーダ向けの BiSS 規格に基づいて、ハードウェア・インターフェイスを実装しています。このデザインは、BiSS ポイント・ツー・ポイントと、BiSS バス構成の両方をサポートしています。ビルディング・ブロックとして、革新的なスマート eFuse テクノロジーを採用した 5V BiSS エンコーダ向け電源や、ライン終端機能と EMC 保護機能を搭載した高信頼性の全二重 RS-485 トランシーバを使用しています。補助電源と、I/O 電圧レベルが調整可能なロジック・レベル・インターフェイスを実装しているので、 BiSS (または SSI) マスター・プロトコル・スタックを実行する後段のマイコンや MPU への接続が容易です。このデザインは、IEC61800-3 に従って、ESD、高速過渡バースト、サージに関する EMC 耐性要件を満たすことを包括的にテスト済みです。
特長
- IEC-ESD に対処できる 3.3V RS-485 全二重トランシーバは BiSS のクロック周波数 (10MHz) に適合
- IEC61800-3 に従って、ESD、高速過渡バースト、サージに関する EMC 耐性要件を満たすデザイン
- 広い入力電圧範囲 (15 ~ 30VDC)、高効率 (85% 超) の DC/DC 電源は、5V BiSS (または SSI) エンコーダに対応して 350mA を供給し、最小リップル(20mVpp 未満) の出力を達成
- 革新的な eFuse テクノロジーによる保護機能を搭載した電源は、突入電流制限機能を搭載しているほか、過電流、過電圧と低電圧、障害発生時の接続解除からの保護を実現
- 障害発生時に、またはエンコーダが接続されていないときに電力を節減する目的で、エンコーダ向け電源をシャットダウンするオプション
- 3.3V 対応のインターフェイスは、レベル・シフタを搭載しているので、2.5V または 1.8V の I/O インターフェイスもサポートし、BiSS (または SSI) マスターを動作させることが可能
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRA44.PDF (48 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
= TI が選択した主要ドキュメント
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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* | 設計ガイド | Interface to a 5-V BiSS Position Encoder (TIDA-00175) | 2014年 6月 20日 | |||
技術記事 | Designing an EMC-compliant interface to motor position encoders – Part 6 | PDF | HTML | 2015年 11月 20日 |