TIDA-00189
絶縁ループ電源型熱電対トランスミッタ、リファレンス・デザイン
TIDA-00189
概要
この絶縁型ループ電源熱電対トランスミッタのリファレンス・デザインは、4 ~ 20mA の絶縁型ループ・アプリケーション向けの K タイプ熱電対測定を実現するシステム・ソリューションです。このリファレンス・デザインは、プロセス制御とファクトリ・オートメーション向けの最終製品の迅速なプロトタイピングと開発を実現する評価モジュールです。温度センサとして熱電対を使用する場合の潜在的な課題は、微小電圧出力、低感度、非線形性にあります。さらに、産業環境ではグランドの電位差が 100V を上回ることも一般的なので、熱電対とシグナル・コンディショニング回路を電気的に絶縁する必要があります。設計ファイルは、設計上の検討事項、ブロック図、回路図、部品表(BOM)、各層プロット、Altium ファイル、ガーバー・ファイル、MSP430 ファームウェアで構成されています。
TIDA-00189 で使用されているのと同じ絶縁型電源トポロジーをカバーした、TIDA-00349 概要ビデオをぜひご覧ください
特長
- K タイプ熱電対プローブ(-200℃ ~ +1375℃)と互換性のあるセンサ入力
- 回路動作温度範囲は -40°C ~ 85°C
- 冷接点補償(CJC)機能を実装(RTD ベース)
- フロント・エンドの精度は、誤差 0.5℃ 未満(-200℃ ~ +270℃)および 0.15% 未満(270℃ ~ +1375℃)
- 4 ~ 20mA の電流ループ出力信号
- IEC 61000-4-5 に準拠
産業用
- 静電容量性レベル・トランスミッタ
- 静電容量性圧力トランスミッタ
- コリオリ流量トランスミッタ
- 差動圧力流量トランスミッタ
- 電磁(MID)流量トランスミッタ
- 液体比重式圧力レベル・トランスミッタ
- インペラ / タービン流量トランスミッタ
- 誘導性 / 静電性位置センサ
- LVDT 位置センサ
- LVDT 圧力トランスミッタ
- 光学 ToF(タイム・オブ・フライト)連続波位置センサ
- 光学 ToF(タイム・オブ・フライト)パルス位置センサ
- Proximity switch
- レーダー / マイクロ波レベル・トランスミッタ
- 抵抗性圧力トランスミッタ
- シリコン圧力トランスミッタ
- 温度トランスミッタ
- 熱式質量流量トランスミッタ
- 超音波流量トランスミッタ
- 超音波レベル・トランスミッタ
- 超音波位置センサ
- 渦流量トランスミッタ
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRB94.PDF (72 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
MSP430 マイコン
MSP430F5172 — 32KB フラッシュ、2KB SRAM、10 ビット ADC、コンパレータ、DMA、16 ビット高分解能タイマ搭載、25MHz マイコン (MCU)
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ファームウェア
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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* | 設計ガイド | Isolated Loop Powered Thermocouple Transmitter Design Guide (Rev. B) | 2016年 7月 19日 | |||
技術記事 | What’s next for Industry 4.0? The best new technologies shaping the future of smar | PDF | HTML | 2016年 11月 7日 |