TIDA-00209
絶縁電流シャントおよび電圧測定、モータ・ドライバ用リファレンス・デザイン
TIDA-00209
概要
このリファレンス・デザインはAMC130x 強化絶縁型デルタ・シグマ変調器を AM437x Sitara™ ARM® Cortex® -A9 プロセッサと組み合わせて使用し、PRU-ICSS で Sinc フィルタを実装します。3 つのモーター電流、3 つのインバータ電圧、DC リンク電圧の測定性能評価が可能です。 このリファレンス・デザインに搭載されているファームウェアを使用し、Sinc フィルタの構成、変調器周波数の設定、Sinc フィルタからのデータ受信を実行できます。汎用的なランタイム GUI はユーザーによる AMC130x の性能検証を可能にするとともに、Sitara™ プロセッサでの Sinc フィルタ・パラメータの設定変更をサポートします。
特長
- 50mV という独自の低入力電圧範囲により小型シャント抵抗の使用を可能にし、コスト削減と発熱低減を実現
- 独自のプログラマブル・リアルタイム・ユニット（PRU-ICSS）により、AM437x Sitara™ ARM® Cortex® -A9 プロセッサに Sinc3 デジタル・フィルタを実装
- 強化絶縁バリア全体で高精度測定を実現：キャリブレーション実施時の精度は ±0.2%
- Sinc3 フィルタと OSR = 16 の使用により短絡に対する保護で高速応答時間（4μs 未満）を実現し、外付け部品を不要に
- 変調器クロック、Sinc フィルタ・パラメータ、電流 / 電圧波形の包括的な性能分析のためのランタイム GUI
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRDD6.ZIP (210 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
= TI が選択した主要ドキュメント
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| 種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| * | 設計ガイド | Isolated Current Shunt and Voltage Measurement Kit for Motor Drives Using AM437x | 2015年 2月 19日 |