TIDA-00809
広範囲 AC/DC 入力向け EMC 互換、グループ絶縁型、2 チャネル・バイナリ入力モジュールのリファレンス・デザイン
TIDA-00809
概要
このリファレンス・デザインは、バイナリ入力モジュールの分解能を向上させる、コスト最適化済みのアーキテクチャを提示します。1 個のマイコン (MCU) を、2 つの入力チャネルで共有しており (グループ絶縁)、チャネルあたりのコストを最小化できます。ゲイン可変アンプとマイコン内蔵の 10 ビット A/D コンバータ (ADC) を使用して広い入力範囲に対応し、±3% の精度を達成します。フォトカプラをベースとするトポロジは入力電圧範囲に基づいて複数のハードウェア・バージョンを必要とするのに対し、このアーキテクチャはそのような複数のハードウェア・バージョンを必要としません。入力の ADC コードまたは実効値 (RMS) の推定値をホスト・プロセッサに伝達するために、デジタル・アイソレータを使用しています。このデザインは、IEC61000-4 Level 4 に従い、ESD、EFT、サージのテスト済みです。
特長
- 測定精度:10 ビット SAR ADC を使用して、AC と DC の各入力に対して広い入力範囲で誤差 ±3% 未満の精度
- マイコンを 2 つの入力チャネルで共有しており (グループ絶縁)、チャネルあたりのコストを最小化するとともに、付加的な未割り当て入力チャネルを活用して、より多くのチャネル数のグループ絶縁に対応
- 2 つのゲイン段を持つアンプを使用して、広い入力範囲に対応
- デジタル・アイソレータを使用して、入力とホスト・プロセッサ間で基本絶縁または強化絶縁を選択可能
- マイコンの PWM 出力を使用する、オンボードの電流パルス・ジェネレータ (20mA ~ 50mA、50ms) により、バイナリ入力接点の汚染 (研磨防止) を除去
産業用
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRMR4.ZIP (224 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | 広いAC/DC入力に対応したEMC準拠、絶縁、2チャネルのバイナリまたはデジタル入力モジュールのリファレンス・デザイン (Rev. A 翻訳版) | 英語版 (Rev.A) | 2017年 5月 26日 |