TIDA-00929
アーク・シグネチャのキャプチャ向け、スペクトラム・アナライザ・シグナル・コンディショニング / プロセッシングのリファレンス・デザイン
TIDA-00929
概要
このリファレンス・デザインは、任意の波形に対して低消費電力で広帯域周波数スペクトルを捕捉するために、帯域幅を最適化したアナログ・フロント・エンド (AFE) とリアルタイム FIR (有限インパルス応答) フィルタを実装する方法を提示します。各信号路で採用する 1 個のオペアンプは、ゲイン、信号帯域幅、低ノイズ、レールに近い振幅要件、さらに低消費電力を基準として選定しています。ベクトル算術演算エンジンを内蔵した、ミックスド・シグナル対応の超低消費電力マイコンを使用して、周波数ドメインと時間ドメインの両方で波形をリアルタイム処理します。
特長
- 低周波と高周波の両方を効果的に通過させると同時に、信号ノイズを抑制する AFE
- 200kSPS の 12 ビット SAR ADC を使用して信号をサンプリングする方法で最大 100kHz の信号成分を捕捉するほか、LEA (低エネルギー・アクセラレータ) を活用して MSP430 内部でリアルタイム FIR フィルタリングを実行
- 高周波に対する時間ドメイン分析の特長:
- MSP430 の内部コンパレータを使用し、3MHz までのアーク・シグネチャを捕捉
- 外部コンパレータを使用し、10MHz までのノイズを捕捉
- 10mA という静止電流 (IQ) の要件は、85Vrms ~ 270Vrms の単相 AC 電源を使用して最大 100mA を供給する能力から導いた値です。
- シャント、CT、Rogowski コイルのような各種センサとの互換性
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRPF6A.PDF (71 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
MSP430 マイコン
MSP430FR5994 — 256KB FRAM と 8KB SRAM と LEA (低エネルギー アクセラレータ) と AES と 12 ビット ADC とコンパレータと DMA と UART/SPI/I2C とタイマ搭載、1
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技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | スペクトラム・アナライザ: アーク・シグネチャ・キャプチャ用信号コンディショニングおよび処理のリファレンス・デザイン (Rev. E 翻訳版) | 英語版 (Rev.E) | 2019年 7月 12日 |