TIDA-010242
MIL-STD-1275E サージ保護のリファレンス・デザイン
TIDA-010242
概要
MIL-STD-1275E 規格は、ミリタリー向け車両で各種機器を使用するための 28V DC 入力電力に関する最新の特性を規定しています。この規格は、ミリタリー向け車両の動作中に発生する 3 つの主な事象の特性を規定しており、28V の主電源に接続されている各種機器をこれら 3 つの事象から保護する必要があります。これらの事象とは、逆極性、電圧スパイク、電圧サージです。これらの事象に合格するには、逆極性事象が発生している間は保護回路を動作させず、電力を供給しないことが必要です。スパイク事象とサージ事象が発生している間、保護回路の出力を公称 28V、最大 34V に維持する必要があります。このリファレンス・デザインは、最大 120W の出力を処理できる 2 段クランプ回路を採用しています。2 段クランプ回路を実装した結果、部品表 (BOM) の総コストを削減し、全体のサイズを最小化することができます。
特長
- 2 段の 100V サージ抑制
- 250V のスパイク・サージ抑制
- 最大 -65V の逆入力保護
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDMAO2.PDF (157 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト