TIDA-01427
超音波向け 2.3nV/√Hz、差動、タイム・ゲイン制御(TGC)DAC のリファレンス・デザイン
TIDA-01427
概要
TIDA-01427 リファレンス・デザインは、並列構成で複数の AFE デバイスを駆動する時変制御電圧(VCNTL)の生成に使用される差動シグナル・チェーン向けソリューションを実現します。TI の医療用超音波向け低ノイズ・アナログ・フロント・エンド(AFE)は、超音波アプリケーション向けに考えられる最高の信号対ノイズ比(SNR)を可能にするタイム・ゲイン制御(TGC)制御機能を備えています。デュアル乗算型 DAC(DAC8802)の後段に電流/電圧コンバータ(OPA2209)を使用し、20V スイングを生成します。この 20V スイングをマルチ・フィードバック・フィルタ(THS4130)によりフィルタ処理した後、パッシブ・アッテネータを使用して 1.5V に減衰します。TIDA-01427 は ±15V 電源または 5V 電源からの電力供給が可能です(オンボードのFly-Buck コンバータ LM5160 が 5V 入力を ±15V レールに変換)。TPS7A39 と TPS7A47 を使用し、シグナル・チェーン全体に電力を供給するクリーンな電源を形成します。REF5010 と OPA2209 を使用し、DAC の ±10V リファレンス電圧を生成します。
特長
- AFE58xx シリーズのデバイスは低ノイズ(2.3nV/√Hz)差動 TGC 信号により低振幅の信号を増幅し、超音波画像処理で深部への高い透過性を実現
- AFE による低ノイズでのデータ分解により、高解像度の超音波画像を生成
- シグナル・チェーン全体の伝搬遅延が 5μs 未満で、システム全体の応答時間が短縮
- fc = 150kHz の 2 次バターワース・アクティブ・ローパス・フィルタにより、制御信号のスムーズな遷移を実現
- 最大 64 チャネルの AFE を駆動可能
- 出力同相電圧が 0 ~ 2.5V に設定可能で、さまざまな制御電圧の AFE に対応
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRS45.PDF (103 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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技術記事 | Take your ultrasound design to the next level | PDF | HTML | 2018年 2月 8日 | |||
設計ガイド | 超音波用の2.3nV/√Hz、差動、時間ゲイン制御DACのリファレン ス・デザイン | 英語版 | 2017年 9月 6日 | |||
Analog Design Journal | Design and analysis of a TGC circuit to drive the control voltage | 2017年 4月 26日 | ||||
アプリケーション・ノート | Time Gain Control (Compensation) in Ultrasound Applications | 2016年 12月 2日 |