TIDA-01592
超音波トランスミッタ向け、25W、高電圧、プログラマブル電源のリファレンス・デザイン
TIDA-01592
概要
このリファレンス・デザインは、超音波送信回路に電力を供給する、デジタル・プログラマブルな非絶縁型電源です。このデザインは、単一のトランスを採用したフライバック電源トポロジーを使用し、最大 100V の絶対値に達するプログラマブルなデュアル高電圧 (HV) を生成します。このデザインは、低消費電力のポータブル超音波スキャナを想定しています。このデザインは、各レールで 12.5W、最大 25W の連続電力を供給できます。これらの HV (高電圧) レールは、DC 電圧を設定する方法により、0V ~ ±100V の範囲でプログラマブルです。DAC を使用するプログラマビリティ (設定機能) は、複数の 12 ビット DAC を使用して実装することができます。TIDA-01352 というリファレンス・デザインで、その例を提示しています。すべての電源レールは、マスタ・クロックと同期可能です。このデザインはスケーラブルで、モジュール構造を採用しているので、チャネルの数やパルサのレベル数に応じて、同じ電源を追加または除去することができます。
特長
- 24V 電源電圧を受け入れ、100kHz ~ 500kHz の広い周波数範囲で動作し、0V ~ ±100V の範囲でデジタル・プログラマブルなデュアル出力を供給するほか、全負荷時に 87% のピーク効率を達成
- (B-Mode、CW-Mode、エラストグラフィー (剪断弾性波) モードのサポートを目的とする) バイアスとパルサー・ドライバ向けの一般的な非絶縁電源
- チャネル数を増減させるスケーラビリティを実現したフライバック・トポロジーを通じて、最大 192 個のデジタル・パルサー・チャネルに電力を供給する能力
- 超音波のマスター・クロックまたはシステム・クロック周波数に対するスイッチング周波数の同期が可能であり、高調波除去に寄与
- モジュール型のデザインにより、パルサーのレベル数に応じて、同じ電源を追加または除去することが可能
- 電流モード制御により、サイクルごとの電流制限に加え、優れた帯域幅と過渡応答を実現
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRVI8A.PDF (70 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | 超音波送信用の25W、高電圧、プログラム可能電源のリファレン ス・デザイン | 英語版 | 2018年 2月 26日 |