TIDA-060030
Automotive 12-V to 24-V engine load interface reference design
TIDA-060030
概要
このリファレンス・デザインは、3 相、1/2 ハーフ・ブリッジ・モーター・ドライブ・ソリューションであり、独立した FET に対応しているほか、ガソリン・エンジンとディーゼル・エンジンの各種プラットフォームで見受けられるソレノイド負荷とのインターフェイスも搭載しています。これらの負荷に該当するのは、自動車の各種ソレノイド、双方向のブラシ付きまたはブラシレス DC モーター、単方向のブラシ付き DC モーター、リレーです。
ハイブリッド車が大幅に増加するまでは、内燃機関 (ICE、エンジン) がエンジン制御ユニット (ECU) にとって引き続き最大の市場にとどまる見込みです。また、エンジン・プラットフォームは、最大 60 個の汎用出力を必要とする可能性があります。 このデザインが採用している DRV8343-Q1 モーター・ドライバは、デバイスあたり最大 6 個の独立した負荷をサポートしており、負荷の出力構成に関して多様なアーキテクチャに合わせた構成が可能です。
このリファレンス・デザインは、以下のような 4 種類の個別出力を搭載しており、DRV8343-Q1 の多様性を提示しています。つまり、プッシュプル構成のソレノイド、ハイサイドとローサイドのゲート・ドライバが付属したソレノイド、互いに独立したハイサイド負荷とローサイド負荷です。高効率の 32 ビット C2000 マイコンである車載 TMS320F28035 を使用して、これらの負荷を互いに独立した形で駆動できます。
特長
- 12V または 24V の車載システムをサポート
- 動作範囲は、5.5V ~ 40V の連続電圧範囲に対応するほか、最大 60V の過渡電圧に対処
- 20A ピーク電流の負荷を駆動する能力
- 4 種類の異なる負荷構成で、最大 6 種類のエンジン負荷を互いに独立した形で制御
- AEC-Q100、グレード 1 認定済み
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
TMS320F28035 — 60MHz、128KB フラッシュ、CLA (制御補償器アクセラレータ) 搭載、C2000™ 32 ビット マイコン
データシート: PDF | HTMLTMS320F28035-Q1 — 車載対応、60MHz、128KB フラッシュ、CLA (制御補償器アクセラレータ) 搭載、C2000™ 32 ビット・マイコン
データシート: PDF | HTMLTPS7B81-Q1 — 車載向け、イネーブル搭載、150mA、バッテリ直結対応 (40V)、超低静止電流 (IQ)、低ドロップアウト電圧レギュレータ
データシート: PDF | HTML技術資料
種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | 車載用 12V~24V エンジン負荷インターフェイスのリファレンス・デザイン | 英語版 | 2020年 4月 9日 |