TIDM-WLMOTORMONITOR
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概要
このリファレンス・デザインは、産業用製造時のコストとダウンタイムを最小限に抑えながら、保守 (または交換) を正確に予測およびスケジュールするためにモータおよび機器の正常性を監視しなければならないというニーズを意図したものです。今日では数百万個の産業用モーターがハンドヘルドまたは有線ピエゾ加速度計センシング・デバイスを用いて監視されています。超低消費電力プロセッシングのテクノロジー、無線、ピエゾ・センサの小型化に関する最新の進歩が、ワイヤレス機能を持つ低コストで小型のモーター・モニタの開発と展開を可能にしました。これらのワイヤレス・モーター・モニタは、コイン電池で 10 年以上動作できます。これらのシステムは、既存のハンドヘルド・システムと同じ広帯域感度を実現し、振動データを収集して、そのデータのスペクトル解析を実施します。この統合インテリジェンスにより、到達の難しい場所でこれらのシステムの展開と監視が可能となります。このワイヤレス・モーター監視リファレンス・デザインは、開発およびテスト用に 2つの異なる、電気的に同等であるフォーム・ファクタを使用します。
フォーム・ファクタは、以下のとおりです。
- モジュール型フォーム・ファクタ
- 小型フォーム・ファクタ
モジュール型フォーム・ファクタでは、TI LaunchPad™ 開発キットと EM コネクタを使用して、複数の無線 / プロセッサとエネルギー管理サブシステム / センサ・サブシステムを組み合わせることができます。小型フォーム・ファクタは、CC2650 BLE 無線機能搭載の MSP430™FR5969 超低消費電力マイコン (MCU) を使用しますが、複数のセンサ・ボードに接続できます。標準センサ・ボードは PCB ピエゾ振動センサをサポートします。
小型フォーム・ファクタ・ボード上の 30 ピン拡張コネクタは、マイコン (MCU)、CC2650 無線、またはその両方でベース・ボードを操作できるようにします。システム・ソフトウェアは、これら両方のデバイスの使用を想定しています。
このリファレンス・デザインは、小型フォーム・ファクタのシステムを重視します。
特長
- 100uA MSP MCU 解析 / 書き込み
- 6mA Bluetooth® Low Energy 無線
- 40nA システム・スリープ
- 10kHz/16 ビット振動センサ
- iPAD/Android 視覚化
- テスト済みで、ファームウェア、GUI、デモ、導入ガイド (英語) が付属
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
PCB 設計レイアウトを生成するための PCB 基板層のプロット・ファイル
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
MSP430FR5969 — 64KB FRAM と 2KB SRAM と AES と 12 ビット ADC とコンパレータと DMA と UART/SPI/I2C とタイマ搭載、16MHz マイコン
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技術資料
種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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技術記事 | Trends in building automation: predictive maintenance | PDF | HTML | 2016年 11月 1日 | |||
技術記事 | What new can you do with the MSP430FR6972 MCU? | PDF | HTML | 2015年 6月 3日 | |||
技術記事 | Lose power, not data with new FRAM microcontrollers | PDF | HTML | 2015年 5月 20日 | |||
設計ガイド | Wireless Motor Monitor (WMM) Design Guide | 2015年 4月 6日 |