TIDA-00738
拡張電流および電圧測定、保護リレー用にシャント使用、リファレンス・デザイン
TIDA-00738
概要
このリファレンス・デザインは、単一シャントと、AMC1304Mx5 絶縁型デルタ・シグマ (ΔΣ) 変調器を採用した電圧測定法を使用して、電流測定範囲を拡張する独自アプローチを提示します。消費電力を最小限に抑える値の小さいシャント抵抗と、低ノイズのフロント・エンド・アンプを注意深く選定し、2 個のゲイン・パスを実装すると、上限と下限両方の電流制限を拡張できます。変調器出力から AM437x ホスト・プロセッサへのインターフェイスを確立し、ホスト・プロセッサで Sinc3 フィルタリングを実施することにより、電流と電圧両方の測定で ±0.5% 未満の精度を実現します。
特長
- 絶縁型デルタ・シグマ変調器 (AMC1304Mx5) を使用する、単相の電圧 / 電流測定 (シャント・ベース)
- 測定精度:
- AC 電流:In = 1A のとき、0.1A ~ 40A (または 60A) の範囲で、誤差 ±0.5% 未満の精度
- AC 電圧:10V ~ 300V の範囲で、誤差 ±0.5% 未満の精度
- PRU-ICSS を使用して Sinc3 デジタル・フィルタリングを実施するホスト・マイコン (AM437x Sitara™ ARM® Cortex®-A9 プロセッサ) とのインターフェイスを確立する AFE
- トランス・ドライバと複数の LDO を使用して、AMC1304Mx5 と OPA188 に電力を供給するオンボードの ±2.5V および +5.0V 絶縁型電源
- (In = 1A のときに) 0.1A ~ 60A の範囲で動作する設計を採用しており、シャントとゲインの値を変更する方法で、より広い範囲 (In = 5A) に拡張できます。
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRJM6.PDF (276 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
リニア・レギュレータと低ドロップアウト (LDO) レギュレータ
TPS7A3001-EP — エンハンスド製品、負の入力電圧範囲 (VIN)、200mA、超低ノイズ、高 PSRR、LDO レギュレータ
データシート: PDF技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | シャントおよび電圧測定を使用する、入力電圧範囲の広い保護リレーのリファレンス・デザイン | 英語版 | 2017年 5月 26日 |