TIDA-00913
シャントベース・インライン・モーター位相電流検出機能付き、48V 3 相インバータのリファレンス・デザイン
TIDA-00913
概要
TIDA-00913 は、サーボ・ドライブなどの高精度ドライブ制御のために、高精度インライン・シャント・ベース位相電流センシング機能を使用した 48V / 10A の 3 相 GaN インバータのリファレンス・デザインです。インライン・シャント・ベース位相電流センシングの大きな課題の 1 つが、PWM スイッチングの際に高い同相電圧過渡が発生することです。INA240 双方向電流センス・アンプはこの課題解決のため、PWM 除去性能を強化しました。このリファレンス・デザインは 0 ~ 3.3V の出力電圧を提供し、1.65V の中間電圧では ±16.5A にスケール化することにより、全温度範囲で高い位相電流精度を実現します。TIDA-00913 は TI のブースタパックと互換のインターフェイスを採用しており、C2000 マイコン LaunchPad™ 開発キットと接続し、容易な性能評価を可能にします。
特長
- 1 相あたり 7Arms の出力電流を供給し、非絶縁型位相電流センシングを行う、12V ~ 60V のワイド入力電圧範囲 3 相 GaN インバータ。
- 5mΩ のシャント抵抗を使用し、±16.5A のフル・スケール範囲と ±10A の公称範囲に対応する、高精度インライン位相電流センシング機能
- -25℃ ~ 85℃ の範囲にわたる高精度位相電流センシング機能。キャリブレーションを行わない場合の精度は誤差 ±0.5% 未満で、キャリブレーション済みの精度は誤差 ±0.1% 未満。
- 最大 100kHz の PWM スイッチング周波数で動作する優れた AC 同相除去特性を実現した非絶縁型電流センス・アンプ INA240 により、システム・コストを低減
- 3.3V ADC との直接インターフェイスが可能な双方向ゼロドリフト電流センス・アンプ INA240 は、BOM(部品表)の低減と容易なレイアウトを実現。
- C2000 マイコン LaunchPad™ 開発キットとともに容易な性能評価を可能にする 3.3V I/O 採用 TI のブースタパック互換のインターフェイス。
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDROJ8.PDF (72 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
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