TIDA-020047
車載対応、2 デバイスのミリ波カスケード型、4D 画像処理レーダーのリファレンス・デザイン
TIDA-020047
概要
この車載レーダー向けリファレンス・デザインは、カスケード接続を採用した 76GHz ~ 81GHz のレーダー・センサ・モジュールを提示します。このデザインは、2 個の AWR2243 デバイスを使用するカスケード・アレイと、AM2732R レーダー・プロセッサを搭載しています。このカスケード接続レーダー構成で、1 次側デバイスは 20GHz の局部発振器 (LO) 信号を 1 次側デバイスと 2 次側デバイスの両方に分配するので、これら 2 つのデバイスを単一の無線周波数 (RF) トランシーバとして動作させることができます。その結果、最大 6 個の送信 (TX) アンテナ素子と最大 8 個の受信 (RX) アンテナ素子をサポートし、MIMO (複数入力、複数出力) 仮想アレイ内に合計 48 個の仮想チャネルを形成することができます。
特長
- 画像処理レーダー
- いっそうの長距離に対応する TX ビーム・フォーミングとビーム・ステアリング
- 角度分解能の優れた MIMO (複数入力、複数出力) レーダー
- 小型サイズと高効率を実現した最適化済み電源
- 広い入力電圧範囲 (VIN) と、36V のバッテリ直結電源に対応し、最高 42V に対処
- ASIL B 向けの診断機能と監視機能
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDMB64.PDF (163 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
AC/DC および DC/DC コンバータ (FET 内蔵)