AFE5818
- 16 チャネル、包括的なアナログ フロント エンド:
- LNA、VCAT、PGA、LPF、ADC、CWミキサー
- ゲインをプログラム可能な LNA :
- ゲイン:24dB、18dB、12dB
- リニア入力範囲:0.25VPP、0.5VPP、1VPP
- 入力換算ノイズ:0.63nV/√Hz、0.7nV/√Hz、0.9nV/√Hz
- プログラム可能なアクティブ終端
- 電圧制御アッテネータ (VCAT)40dB
- プログラマブル ゲイン アンプ (PGA):24dB、30dB
- シグナル チェーンの合計ゲイン:54dB (最大値)
- 3 次、リニア位相 LPF :
- 10MHz、15MHz、20MHz、30MHz、35MHz、50MHz
- A/D コンバータ (ADC):
- 14 ビット ADC:65MSPS で 75dBFS SNR
- 12 ビット ADC:80MSPS で 72dBFS SNR
- LVDS インターフェイス最大速度 1Gbps
- ノイズと電力の最適化 (フル チャネル):
- 140mW/Ch (0.75nV/√Hz、65MSPS 時)
- 91.5mW/Ch (1.1nV/√Hz、40MSPS 時)
- 80mW/Ch (CW モード時)
- 非常に優れたデバイス間のゲイン マッチング:
- ±0.5dB (標準値) および ±1.1dB (最大値)
- 小さい高調波歪み
- 高速で安定した過負荷回復
- CWD 用パッシブ ミキサ:
- 低い近傍位相ノイズ:2.5MHz キャリアから 1kHz で -156dBc/Hz
- 位相分解能:λ/16
- 16X、8X、4X、1X CW クロックをサポート
- 3 次および 5 次高調波の抑制 12dB
- CWD ハイパス フィルタは <1kHz の不要な低周波信号を除去
- 小型パッケージ:15mm×15mm NFBGA-289
AFE5818 は、高性能と小型サイズが求められる超音波システム向けに設計された高集積アナログ フロント エンド (AFE) ソリューションです。このデバイスは、包括的なタイム ゲイン制御 (TGC) を行う画像処理パスと連続波ドップラー (CWD) パスを内蔵しています。このデバイスは、システム性能を最適化するため、複数の電力とノイズの組み合わせを選択できます。したがって、AFE5818 はハイエンド システムにもポータブル システムにも適した超音波 AFE ソリューションです。
AFE5818 には合計 16 のチャネルがあり、各チャネルは、電圧制御アンプ (VCA)、同時サンプリングの 14 ビットおよび 12 ビット A/D コンバータ (ADC)、連続波 (CW) ミキサで構成されています。VCA には、低ノイズ アンプ (LNA)、電圧制御アッテネータ (VCAT)、プログラム可能なゲイン アンプ (PGA)、ローパス フィルタ (LPF) が含まれます。LNA ゲインはプログラム可能で、250mVPP~1VPP の入力信号およびプログラム可能なアクティブ終端をサポートします 。超低ノイズの VCAT により、40dB の減衰制御範囲が実現され、全体的な低ゲイン SNR が向上するため、高調波および近距離画像処理に利点があります。PGA のゲインの選択肢は、24dB および 30dB です。ADC の前段には LPF があり、さまざまな周波数の超音波アプリケーションに対応するため、10MHz、15MHz、20MHz、30MHz、35MHz、50MHzに設定可能です。
また、AFE5818 は、低消費電力のパッシブ ミキサと低ノイズの加算アンプも統合しており、オンチップの CWD ビームフォーマを形成します。各アナログ入力信号には、16 種類の選択可能な位相遅延を適用できます。さらに、独自の 3 次および 5 次高調波抑制フィルタを実装し、CW 感度を向上させます。
高性能の 14 ビット ADC は、75dBFS の SNR を達成しています。この ADC により、低いチェーン ゲインで優れた SNR が保証されます。このデバイスは、14 ビットおよび 12 ビット出力に対して、それぞれ最大 65MSPS および 80MSPS の速度で動作可能です。
ADC の低電圧差動信号 (LVDS) 出力により、小型システムに望ましい柔軟なシステム統合が可能になります。
AFE5818 は、システム性能を最適化するため、複数の電力とノイズの組み合わせを選択できます。したがって、AFE5818 は、ハイエンド システムにもポータブル システムにも適した超音波 AFE ソリューションです。
AFE5818 は 15mm × 15mm の NFBGA-289 パッケージ (ZBV パッケージ、S-PBGA-N289) で供給され、–40°C から 85°C までの範囲で動作が規定されています。 このデバイスは、AFE5816 デバイス ファミリとピン互換です。
詳細リクエスト
NDA 締結下で、詳細なデータシートやその他の設計リソースを用意しています。 ご請求
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
* | データシート | AFE5818 16チャネル、超音波アナログ フロントエンド、電力 140mW/チャネル、ノイズ 0.75nV/√ Hz 、14 ビット/65MSPS または 12 ビット/80MSPS ADC およびパッシブ CW ミキサ搭載 データシート | PDF | HTML | 英語版 | PDF | HTML | 2024年 3月 1日 |
技術記事 | Clock tree fundamentals: finding the right clocking devices for your design | PDF | HTML | 2021年 3月 24日 | |||
技術記事 | Take your ultrasound design to the next level | PDF | HTML | 2018年 2月 8日 | |||
アプリケーション・ノート | Understanding CW Mode for Ultrasound AFE Devices | 2017年 7月 17日 | ||||
アプリケーション・ノート | Introduction to Ultrasound | 2017年 7月 10日 | ||||
EVM ユーザー ガイド (英語) | AFE5818EVM User Guide (Rev. A) | 2016年 2月 17日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
AFE5818EVM — AFE5818 評価モジュール
The AFE5818EVM is a highly integrated Analog Front-End (AFE) solution specifically designed for ultrasound systems in which high performance and small size are required. The AFE5818EVM integrates a complete time-gain-control (TGC) imaging path and a continuous wave Doppler (CWD) path. It also (...)
AFE58JD18EVM — AFE58JD18 評価基板
<p>AFE58JD18 評価基板 (EVM) は、高性能と小型サイズを必要とする超音波システム向けの設計を採用した高集積アナログ フロント エンド (AFE) ソリューションです。AFE58JD18EVM は、包括的なタイム ゲイン制御 (TGC) を行う画像処理パスと連続波ドップラー (CWD) パスを統合済みです。また、開発ユーザーはシステム性能を最適化するために、電力 / ノイズのさまざまな組み合わせから 1 つを選択することもできます。したがって、AFE58JD18EVM は、ハイエンド システムに加えて、ポータブル システムにも適した超音波 AFE ソリューションです。</p>
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
---|---|---|
NFBGA (ZBV) | 289 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。