データシート
TCA39306
- 混在モードの I 2C アプリケーションで、 SDA および SCL ライン用の 2 ビット双方向トランスレータ
- 標準モード、ファースト・モード、ファースト・モード・プラスの I 2C および SMBus と互換
- I 3C 互換 (12.5MHz 対応)
- 次の電圧レベル変換が可能
- 0.9V の V REF1 と、1.8V、2.5V、3.3V、 5V の V REF2
- 1.2V の V REF1 と、1.8V、2.5V、3.3V、 5V の V REF2
- 1.8V の V REF1 と、2.5V、3.3V、5V の V REF2
- 2.5V の V REF1 と、3.3V または 5V の V REF2
- 3.3V の V REF1 と、5V の V REF2
- 方向ピンを必要としない双方向電圧レベル変換
- オン状態での入力と出力ポート間の低抵抗により信号の歪みを低減
- オープン・ドレインの I 2C I/O ポート (SCL1、SDA1、SCL2、SDA2)
- 5V 許容の I 2C I/O ポートにより、混在モード信号動作をサポート
- EN = LOW のとき、SCL1、SDA1、SCL2、SDA2 ピンが高インピーダンス
- EN = LOW のとき、絶縁のためのロックアップ・フリー動作
- フロースルー・ピン配置によりプリント基板の配線を簡素化
- JESD 22 を超える ESD 保護
- 人体モデル 2000V (A114-A)
- デバイス帯電モデル 1000V (C101)
TCA39306 は、I 2C、SMBus、I 3C と互換性のあるデュアル双方向電圧レベル・シフタであり、イネーブル (EN) 入力付きで、0.9V~3.3V の V REF1 と、1.8V~5.5V の V REF2 で動作します。
このデバイスは、方向ピンを使用せず、0.85V と 5V の間の電圧を双方向に変換できます。スイッチのオン抵抗 (R ON) が低いため、最小の伝播遅延で接続が可能です。EN を HIGH にすると、トランスレータ・スイッチがオンになり、SCL1 および SDA1 I/O がそれぞれ SCL2 および SDA2 I/O に接続され、ポート間の双方向データ・フローが可能になります。EN が LOW のとき、トランスレータ・スイッチはオフになり、ポート間は高インピーダンス状態になります。
電圧変換に加えて、 TCA39306 は、EN ピンを制御してファーストモード通信中に低速なバスを切断することにより、高速なバスを低速なバスから分離できます。
技術資料
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7 をすべて表示 種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | TCA39306 デュアル双方向 I2C バス / SMBus 電圧レベル・シフタ データシート (Rev. B 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.B) | PDF | HTML | 2023年 4月 20日 |
アプリケーション・ノート | PassFET Hang Time with TCA39306 I2C, I3C Level Translator | PDF | HTML | 2024年 9月 23日 | |||
アプリケーション・ノート | Understanding Transient Drive Strength vs. DC Drive Strength in Level-Shifters (Rev. A) | PDF | HTML | 2024年 7月 3日 | |||
アプリケーション概要 | I3C Voltage Translator and Multiplexer Quick Reference | PDF | HTML | 2024年 1月 4日 | |||
アプリケーション概要 | Best Practices: I2C Devices on an I3C Shared Bus | PDF | HTML | 2023年 3月 30日 | |||
アプリケーション概要 | I3C - Next Generation Serial Communication Interface | PDF | HTML | 2022年 2月 24日 | |||
EVM ユーザー ガイド (英語) | TCA39306 EVM User's Guide | PDF | HTML | 2021年 5月 11日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
評価ボード
TCA39306EVM — TCA39306 低電圧 I²C レベル・シフタの評価基板
この EVM (評価基板) は、調整可能な複数のプルアップ抵抗とバス静電容量を通じて、構成可能な各種負荷条件を実現します。その結果、設計者の皆様は、開発中システムでこのデバイスの性能を簡単にテストすることができます。
設計ツール
I2C-DESIGNER — I2C designer tool
I2C Designer ツールを使用すると、I2C ベースの設計で、アドレッシング、電圧レベル、周波数に関する競合を迅速に解決できます。マスター入力とスレーブ入力に関する指定を行い、I2C ツリーを自動的に生成すること、またはカスタム・ソリューションを構築することができます。設計者の皆様はこのツールを使用すると、時間を節約できます。また、Ack (確認応答) の欠落に対するデバッグ、プルアップ抵抗の選定、I2C バス上での最大静電容量負荷の準拠に関するガイドラインを参照し、I2C 規格に準拠することもできます。
シミュレーション・ツール
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
シミュレーション・ツール
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI は、DC 解析、過渡解析、周波数ドメイン解析など、SPICE の標準的な機能すべてを搭載しています。TINA には多彩な後処理機能があり、結果を必要なフォーマットにすることができます。仮想計測機能を使用すると、入力波形を選択し、回路ノードの電圧や波形を仮想的に測定することができます。TINA の回路キャプチャ機能は非常に直観的であり、「クイックスタート」を実現できます。
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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SOT-23-THN (DDF) | 8 | Ultra Librarian |
VSSOP (DCU) | 8 | Ultra Librarian |
X2SON (DTM) | 8 | Ultra Librarian |
購入と品質
記載されている情報:
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
記載されている情報:
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。