データシート
TCA9802
- 2 チャネルの双方向バッファ
- B 側に電流ソースを内蔵し、外付けの B 側抵抗が不要
- 超低消費電力
- 静的電圧オフセットなし、低 VOL
- I2C バスおよび SMBus 互換
- A 側の動作電源電圧範囲:0.8V~3.6V
- B 側の動作電源電圧範囲:1.65V~3.6V
- アクティブ HIGH のリピータ・イネーブル入力
- 電源オフ時、A 側の I2C バスのピンは高インピーダンス
- 電源オフ時、I2C バスのピンのバック・パワー保護
- クロック・ストレッチングおよびマルチマスタ調停のサポート
- 電流ソースの 0.5mA から 3mA までのオプションをファミリとして用意
TCA9802は、デュアル・チャネルの双方向バッファで、I2CバスおよびSMBus/PMBusのシステム用に設計されています。低電圧(最低0.8V)と高電圧(1.65V~3.6V)との間で、双方向のレベル・シフト(上方変換および下方変換)を行います。TCA9802はデバイスのB側に内部電流ソースがあるため、B側の外付けプルアップ抵抗を取り除くことができます。この電流ソースにより、立ち上がり時間の短縮と、非常に低い消費電力も実現されています。
TCA9802は、静的な電圧オフセットや増分的オフセットを使用せずに、真のバッファリング(パスFETソリューションではなく)を提供できます。すなわち、TCA9802のAおよびB側の両方でVOLが非常に低く(約0.2V)、固定VILスレッショルドの結果として通信の問題が発生することを防止するため役立ちます。TCA9802の他の主要な特長は、電源シーケンスの要件や、電源の依存性が存在しないことです。VCCAはVCCBよりも大きくても、小さくても、同じでもかまいません。このためシステム設計者は、TCA9802を柔軟に使用できます。
TCA9802は、それぞれ電流ソース強度の異なる4つのデバイスからなるファミリの1つです(デバイス比較表を参照)。
技術資料
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ユーザー・ガイド | TCA9802 I2C Buffer Evaluation Module | 2017年 3月 21日 | ||||
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アプリケーション・ノート | Maximum Clock Frequency of I2C Bus Using Repeaters | 2015年 5月 15日 | ||||
アプリケーション・ノート | I2C Bus Pull-Up Resistor Calculation | PDF | HTML | 2015年 2月 13日 |
設計および開発
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評価ボード
TCA9802EVM — TCA980x I²C / SMBus レベル・シフタ・ファミリの評価モジュール
The TCA9802EVM evaluation module (EVM) allows the user to connect power to and buffer and translate I2C commands to the onboard slave device, TMP102. The EVM allows the designer to load and test different capacitive loading and as the option to replace a series resistor with an inductor to emulate (...)
ユーザー ガイド: PDF
設計ツール
I2C-DESIGNER — I2C designer tool
I2C Designer ツールを使用すると、I2C ベースの設計で、アドレッシング、電圧レベル、周波数に関する競合を迅速に解決できます。マスター入力とスレーブ入力に関する指定を行い、I2C ツリーを自動的に生成すること、またはカスタム・ソリューションを構築することができます。設計者の皆様はこのツールを使用すると、時間を節約できます。また、Ack (確認応答) の欠落に対するデバッグ、プルアップ抵抗の選定、I2C バス上での最大静電容量負荷の準拠に関するガイドラインを参照し、I2C 規格に準拠することもできます。
シミュレーション・ツール
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
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シミュレーション・ツール
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI は、DC 解析、過渡解析、周波数ドメイン解析など、SPICE の標準的な機能すべてを搭載しています。TINA には多彩な後処理機能があり、結果を必要なフォーマットにすることができます。仮想計測機能を使用すると、入力波形を選択し、回路ノードの電圧や波形を仮想的に測定することができます。TINA の回路キャプチャ機能は非常に直観的であり、「クイックスタート」を実現できます。
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
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TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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VSSOP (DGK) | 8 | Ultra Librarian |
購入と品質
記載されている情報:
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
記載されている情報:
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。