データシート
SN65HVD1786
- バス・ピンのフォルト保護:
- ±70V 超 (’HVD1785、86、91、92)
- ±30V 超 (’HVD1787、93)
- 同相電圧範囲 (-20V~25V) が TIA/EIA-485 の要件の 2 倍以上
- バス I/O 保護
- ±16kV の JEDEC HBM 保護
- ユニット負荷の低減により最大 256 ノードに対応
- 開放、短絡、アイドル・バス状況に対してフェイルセーフなレシーバ
- 低消費電力
- 低いスタンバイ時消費電流 (標準 1µA)
- 動作時の静止電流 I CC:5mA
- パワーアップとパワーダウンのグリッチフリーの動作
これらのデバイスは、電源への直接短絡、誤配線フォルト、コネクタ障害、ケーブルのクラッシュ、ツールの誤用などの過電圧フォルトに耐えられるよう設計されています。また、ESD イベントにも高い耐性を持ち、人体モデル仕様に対して高いレベルの保護を実現しています。
これらのデバイスは、差動ドライバと差動レシーバを組み合わせたもので、単一電源で動作します。’HVD1785、’HVD1786、および ’HVD1787 では、ドライバの差動出力とレシーバの差動入力が内部的に接続され、半二重 (2 線式バス) 通信に適したバス・ポートを形成しています。’HVD1793 では、ドライバの差動出力とレシーバの差動入力が別々のピンで、全二重 (4 線式バス) 通信に適したバス・ポートを形成しています。これらのポートは広い同相電圧範囲を持つため、これらのデバイスは長いケーブルを使用するマルチポイント・アプリケーションに適しています。これらのデバイスは、–40℃~105℃で動作が規定されています。
3.3V 電源動作時の同様の特長については、SN65HVD1781 (SLLS877) を参照してください。
技術資料
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* | データシート | SN65HVD17xx 障害保護付き RS-485 トランシーバ、拡張コモンモード・レンジ データシート (Rev. J 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.J) | PDF | HTML | 2023年 3月 23日 |
EVM ユーザー ガイド (英語) | RS-485 Half-Duplex EVM User's Guide (Rev. C) | PDF | HTML | 2021年 9月 1日 |
設計および開発
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評価ボード
RS485-HF-DPLX-EVM — RS-485 半二重評価モジュール
RS485 半二重評価モジュール(EVM)により、デバイス性能の評価と、SN65HVD1x、SN65HVD2x、SN65HVD7x、SN65HVD8x、SN65HVD96 半二重トランシーバを使用したデータ送信システムの迅速な開発と分析が可能になります。この EVM は RS-485 デバイスが基板にハンダ付けされていません。TI の RS-485 半二重デバイスの無償サンプル請求または製品購入後、評価にご利用ください。互換デバイスの全リストについては EVM のユーザーズ・ガイドをご覧ください。
シミュレーション・ツール
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
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シミュレーション・ツール
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI は、DC 解析、過渡解析、周波数ドメイン解析など、SPICE の標準的な機能すべてを搭載しています。TINA には多彩な後処理機能があり、結果を必要なフォーマットにすることができます。仮想計測機能を使用すると、入力波形を選択し、回路ノードの電圧や波形を仮想的に測定することができます。TINA の回路キャプチャ機能は非常に直観的であり、「クイックスタート」を実現できます。
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
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TINA は DesignSoft (...)
リファレンス・デザイン
TIDA-010035 — RS-485 シミュレーションを使用する電力線通信(PLC)のリファレンス・デザイン
このリファレンス・デザインは、電力線ケーブル上に RS-485 通信を実装するためのシミュレーション・モデルを実現します。このシミュレーション・モデルを使用すると、時間を要する代表的なネットワークの構築手順に実際に着手する前に、特定のデータ・レート、ケーブル長、特定のケーブルに対応する負荷を想定して RS485 通信を実装するという構想の実効性を評価できます。指定した特定のケーブルに対応するケーブル・モデルを開発し、シミュレーションで使用するケーブル・モデルを置き換えるための手順も掲載しています。
THVD8000 を採用すると、オン / (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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PDIP (P) | 8 | Ultra Librarian |
SOIC (D) | 8 | Ultra Librarian |
購入と品質
記載されている情報:
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
記載されている情報:
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。