TCA9555
- 低いスタンバイ時消費電流:3.5µA 以下
- I2Cからパラレル・ポートへのエクスパンダ
- オープン・ドレインのアクティブLOW割り込み出力
- 5V対応のI/Oポート
- ほとんどのマイクロコントローラと互換
- 400kHzのFast I2Cバス
- 3 本のアドレス・ピンでスレーブ・アドレスを設定可能
- 極性反転レジスタ
- 大電流の駆動能力を持つラッチ付き出力により、LEDを直接駆動
- JESD 78、Class II 準拠で 100mA 超のラッチアップ性能
- JESD 22を超えるESD保護
- 2000V、人体モデル(A114-A)
- 1000V、荷電デバイス・モデル(C101)
この 2 線式双方向バス (I2C) 用 16 ビット I/O エクスパンダは、1.65V~5.5V の VCC で動作するように設計されています。I2C インターフェイスにより、ほとんどのマイクロコントローラ・ファミリの汎用リモート I/O 拡張に使用できます。
TCA9555 は、構成 (入力/出力選択)、入力ポート、出力ポート、極性反転 (アクティブ HIGH またはアクティブ LOW 動作) 用の 8 ビット・レジスタをそれぞれ 2 個ずつ搭載しています。電源オン時に、I/Oは入力として構成されます。システム・マスタは、I/O構成ビットに書き込むことで、I/Oを入力または出力としてイネーブルできます。それぞれの入力または出力のデータは、対応する入力または出力レジスタに保持されます。入力ポート・レジスタの極性は、極性反転レジスタで反転できます。
TCA9555 は、I/O プルアップ抵抗を内蔵していることを除き TCA9535 と同じです。この I/O プルアップ抵抗は、I/O が入力として構成されている場合または駆動されていない場合に、I/O をデフォルトの HIGH にプルアップします。
3 本のハードウェア・ピン (A0、A1、A2) は、I2C アドレスのプログラムに使用され、最大 8 つの TCA9555 デバイスが同じ I2C バスまたは SMBus を共有できます。TCA9555 の固定 I2C アドレスは、PCF8575、PCF8575C、PCF8574 と同一であるため、これらのデバイスは最大 8 つまで任意の組み合わせで同じ I2C バスまたは SMBus を共有できます。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | TCA9555 低電圧、16 ビット I2C および SMBus I/O エクスパンダ、 割り込み出力、構成レジスタ付き データシート (Rev. E 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.E) | PDF | HTML | 2020年 2月 4日 |
アプリケーション・ノート | How to Configure an I2C Push-Pull IO Expander to Operate as Open Drain | PDF | HTML | 2024年 7月 17日 | |||
アプリケーション・ノート | I2C: What is the Auto Increment Feature? | PDF | HTML | 2024年 7月 5日 | |||
アプリケーション・ノート | Understanding Transient Drive Strength vs. DC Drive Strength in Level-Shifters (Rev. A) | PDF | HTML | 2024年 7月 3日 | |||
アプリケーション・ノート | I2C Dynamic Addressing | 2019年 4月 25日 | ||||
アプリケーション・ノート | Choosing the Correct I2C Device for New Designs | PDF | HTML | 2016年 9月 7日 | |||
アプリケーション・ノート | Understanding the I2C Bus | PDF | HTML | 2015年 6月 30日 | |||
アプリケーション・ノート | I2C Bus Pull-Up Resistor Calculation | PDF | HTML | 2015年 2月 13日 | |||
EVM ユーザー ガイド (英語) | I/O Expander EVM User's Guide (Rev. A) | 2014年 7月 25日 |
設計および開発
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IO-EXPANDER-EVM — IO-EXPANDER-EVM:I2C と SMBus 向け IO エクスパンダの評価基板
IO エクスパンダの評価基板 (EVM) を使用すると、SMBus と I2C 向けの各 IO エクスパンダ ライン デバイスで構成された TI の製品ラインアップを評価できます。TCA6424A と TCA9539 の両方が評価基板 (EVM) に実装済みです。24 ピンの TSSOP フットプリントは、TCA6408A、TCA6416A、TCA9534、TCA9534A、TCA9535、TCA9538、TCA9554、TCA9554A、TCA9555 にも対応しています。
I2C-DESIGNER — I2C designer tool
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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SSOP (DB) | 24 | Ultra Librarian |
TSSOP (PW) | 24 | Ultra Librarian |
VQFN (RGE) | 24 | Ultra Librarian |
WQFN (RTW) | 24 | Ultra Librarian |
購入と品質
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