TCAN4550
- CAN FD トランシーバとシリアル・ペリフェラル・インターフェイス (SPI) を内蔵した CAN FD コントローラ
- ISO 11898-1:2015 と Bosch M_CAN リビジョン 3.2.1.1 の両方をサポートする CAN FD コントローラ
- ISO 11898-2:2016 の要件に適合
- CAN FD データ・レート:最高 5Mbps、SPI クロック速度:最高 18MHz
- Classic CAN と後方互換
- 通常、スタンバイ、スリープ、フェイルセーフの各動作モードを使用可能
- マイクロプロセッサ用の 3.3V~5V の入出力ロジックのサポート
- CAN バスでの広い動作範囲
- ±42V のバス障害保護
- ±12V 同相
- 電源非接続時の最適化された挙動
- バスおよびロジック端子は高インピーダンス
(動作中のバスまたはアプリケーションに無負荷) - 電源オンおよびオフ時のグリッチ・フリー動作
- バスおよびロジック端子は高インピーダンス
TCAN4550 は、最高 8Mbps のデータ・レートをサポートする CAN FD トランシーバを内蔵した CAN FD コントローラです。この CAN FD コントローラは、ISO11898-1:2015 高速コントローラ・エリア・ネットワーク (CAN) データ・リンク層の仕様と、ISO11898–2:2016 高速 CAN 仕様の物理層の要件を満たしています。TCAN4550 は、シリアル・ペリフェラル・インターフェイス (SPI) を経由して、CAN バスとシステム・プロセッサとの間のインターフェイスとして機能し、Classic CAN と CAN FD の両方をサポートします。これにより、ポートの拡張や CAN FD をサポートしていないプロセッサでの CAN のサポートが可能になります。TCAN4550 は、CAN FD トランシーバの機能 (バスへの差動送信、バスからの差動受信) を提供します。 このデバイスは、ローカル・ウェイクアップ (LWU) によるウェイクアップと、ISO11898-2:2016 ウェイクアップ・パターン (WUP) を実装した CAN バスを使用するウェイクアップをサポートしています。
このデバイスには多くの保護機能が組み込まれているため、デバイスと CAN バスの堅牢性を確保できます。このような保護機能の例として、フェイルセーフ、内部ドミナント状態タイムアウト、広いバス動作範囲、タイムアウト・ウォッチドッグなどが挙げられます。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | TCAN4550 車載用コントローラ・エリア・ネットワーク・フレキシブル・データ・レート (CAN FD) コントローラ、トランシーバ内蔵 データシート (Rev. A 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.A) | PDF | HTML | 2020年 6月 23日 |
アプリケーション・ノート | TCAN455x Clock Optimization and Design Guidelines | PDF | HTML | 2021年 7月 26日 | |||
ユーザー・ガイド | TCAN45xx Software User's Guide | 2019年 5月 3日 | ||||
アプリケーション・ノート | TCAN4550 Watchdog Configuration Guide | 2019年 5月 1日 | ||||
ユーザー・ガイド | SPI to CAN FD SBC + LIN Transceiver BoosterPack User's Guide | 2019年 4月 1日 | ||||
EVM ユーザー ガイド (英語) | TCAN4x5x Evaluation Module User's Guide (Rev. A) | 2019年 3月 22日 | ||||
技術記事 | CAN & LIN: take a look inside | PDF | HTML | 2018年 3月 1日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
TCAN4550EVM — TCAN4550-Q1 トランシーバ内蔵 CAN-FD コントローラの評価基板
この評価基板 (EVM) を使用すると、SPI から CAN FD への接続を行うコントローラとトランシーバのソリューションである TCAN4550 を評価できます。 CAN バス信号は、DB9 コネクタ (またはヘッダ ピン) 経由で簡単にアクセスでき、デジタル インターフェイス (SPI ラインと GPIO) は単一の 2 列ヘッダ経由でアクセスできます。 このデバイスへの入力クロックは、オンボードの水晶振動子または外部のシングルエンド クロック ソース (供給源) から供給できます。
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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VQFN (RGY) | 20 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。